『部活を辞めたいけど親に言えない』←コレ


部活を辞めたいんだけど、親に言い出せません。

凄く分かる。何を言われるか想像つかないし……
この記事に辿り着いたあなたは頑張り屋のはず。
今まで頑張ってきて、色んなものを我慢して取り組んでいたのに、違う未来が見えてしまった。あるいは歩きたくなったために、この問題に直面しているのでしょう。
「普通の人間なら辞めることは造作もないはず。なのに、なんで私はこんなに悩んでいるの?」
ーーたった一言親に相談するだけなのに。一番近しい人間のはずなのに言い出せない。
それはきっとあなたが沢山のものを背負っているから。
周囲の期待、親の期待。
それらはお金や時間に変換されてあなたに注がれている。両親が熱心なら、辞めることができないという幻想はあなた自身の諦めから来ている節もあると思います。
加えて、自分自身の喪失にも怯えているはず。
辞めたとして自分に何が残るのか。仮に親が許可をしてしまった場合には、あなたは正真正銘辞める選択を迫られる。そこには進んでいたレールを自らの手で手放さないといけないという緊張感もあるはずです。恐らくは人生で最初の。

実は筆者も、親に言えなくて悩みまくっていました。期待を裏切ってしまうと思い、とにかく怖かった。
周囲は筆者に期待していました。当たり前のように‘‘続ける‘‘ものだとみんな思っていたでしょうし、こんなに実力があるのだから、続けるべき選手なんだと考えていたはず。
ですが、筆者の退部計画は水面下で進んでいました。
最後、勇気を出して当時の競技からは足を洗うことを相談。
周囲は反対がほとんどでしたが、長年の退部計画のおかげで両親の説得だけは案外すんなりといきました……ということが何回もあり、辞めたパターンや辞められなかったパターンの2つを経験しています。
以上より、今回はそんな悩める部活動生が、すぐにでも親に打ち明けて前に進むための参考記事を書きました。
【今回の記事の概要】
・退部したい旨を親に伝えられるように
・あなたの心の準備
・代替案を準備しよう
・事前に匂わせること
・常に未来をアップデートし退路を断つこと
・『最後まで続けるべき』は嘘
・まとめ
step1:まずはあなたの心の準備から

【step1】
・まずはどうして辞めたいかを明確にすること。
・どうして親に言えないのかを整理する。
漠然とした思考だと人に伝えることはできません。
まずはあなた自身の考えを明確にする必要があります。

あなたが部活を辞めたい理由は何ですか?
人間関係?
ほかにやりたいことがある?
体力的にキツい?
勉強との両立がはかれない?
あなたが親に言えない原因は、理由を明確にしていないからかもしれません。辞めたい理由を明確にすると……
‘‘親に対する後ろめたさ‘‘
‘‘自身に対する後ろめたさ‘‘
言えない理由はこの2つに集約するでしょう。
筆者も同じ状況でした。
始めは漠然と『辞めたい』としか考えていなかった。とにかく今まで期待してくれた親や関係者の期待を裏切るのが怖くて、何を言われるのかが想像つかなくて、辞めたら怒られそうだとか、拒まれそうだとか、人のことばかりを考えて気を遣いすぎていました。
自分の人生のはずなのに、誰かのために辞められない。自分は辞めたいはずなのに。
そう思って筆者は自分の心に聞いて見ることにしました。
・このまま惰性で続けていたら成長はない
・他にやりたいことが沢山ある(頑張るという意味で)
・そもそも得意なだけで好きじゃない。
ここまで前向きに考えているのに、そんなことも親に相談できない。確かに親は厳格だったし、小さなころから私の部活に寄り添っていた。大きな期待を背負っていたし、すぐに辞めるというのは、投資を打ち切るのと同義です。
でも、親に対しこんなことも言えないのに、自分に成長はない。
じゃあ、どうして言えないのか。
ああ、そうか。
「心の奥底では手放すのを恐れている。まだ自分の決意がないんだ」
親のせいではなく、紛れもなく自分の不安が大部分を占めていたのです。
もちろん親が怖いみたいな問題もありましたが、結局自分がビビっているだけ。
つまり、あなた自身を納得させるために準備がいるのです。

自分の気持ちの整理をしておかないと辞めてからも大変です
ということで次章からは、
頑張り屋のあなたが前に踏み出すために必要な、2つの要素をお伝えします。
step2:代替案を用意すること

【step2】
・「辞めます」と言って親がどんな反応をするかを想定すること。
・想定される事象に対しカウンターを準備すること。
親も、あなたに対し悪気があって続けさせているわけではありません。
そこは分かってあげましょう。
中には「子どもの夢だから」と勘違いしていたり、自分の‘‘夢‘‘を押し付けていることもありますけども、将来のこととか、何かを頑張らせたいとか、そういうものが大部分を占めています。
また、親が同じように部活(スポーツ)をしていた場合、「自分に伝えられるのはそれしかないから」という理由で躍起になっている場合もあるでしょう。それが親の厳しさや盲目に繋がり、あなたを怯えさせている場合もあります。
当時の筆者は‘‘親の怖さ‘‘しか考えることができなくて、中々想像がつきませんでしたが、いざ相談してみると大半が‘‘心配‘‘だったのです。
つまり、一番大事なのは両親の安心を獲得すること。
例えば「代わりに○○を頑張ります」という代替案、または改善案をちゃんと親に説明しましょう。
代替案を準備することは‘‘退部の成功‘‘と‘‘あなたの勇気‘‘に繋がります。
ちなみに筆者は『進学のタイミングで辞める相談』と『在籍中に退部相談』の2つを相談していますが、前者は成功。後者は失敗しています。
特に難易度が高いのが『途中退部』
当時の筆者は親を説得するためにたくさんの代替案を準備しましたが、全部跳ねのけられて、結局続けることになりました。
学生の頃の私の代替案は稚拙で非論理的なものばかり。でもそれって、筆者を突き動かしていたのが‘‘漠然とした将来への不安‘‘だったからなんです。今の自分を変えないと変われないという焦りでした。だから準備もままならなかった。
もっと将来を明確にして準備すべきではあったなと振り返って思いますが「学生風情にそんな明確なプランを準備できるわけないだろ!!!」というのも本音。
筆者は社会人になった今でも、当時辞められなかったことを後悔している。そして辞めさせてくれなかった親を恨んでいる。
これだけは伝えたい。つまり、筆者の漠然とした将来への不安は的中しました。
仮に他にやりたいことが決まっていなくても、あなたは論理的になる必要があります。もしも本当に辞めたいのなら、ね。
そしてあなたが想像する両親との対話は、恐らく想像通りに進んでいくでしょう。
ずっと一緒に生活しているのだから、ちゃんと子どもの本心を見抜けていない親に代わって、あなたが大人になる番です。
他者を理解し、適切な準備をすることであなたは部活から解放されます。

漫画ベイビーステップに登場する「ピート」というキャラが非常に参考になりますよ。
step3:事前に匂わせる

【step3】
・事前に匂わせること
⇒あなた自身と親も心の準備ができるようにすること。
これが本当に大事だと思います。
筆者は‘‘匂わせ‘‘のおかげで辞める相談を回避しました。
もう互いに察している……みたいなイメージで、打ち明けていないけど勝手に議論が始まっていた状態に。
筆者は辞める決意をしてから3年かけて準備しました。僕が何より口下手でコミュ障で、親に辞めたいという勇気がなかったから態度で示しました。
部活に手を抜くというよりは「これで最後だから死ぬ気でやってる」ということを常にアピールしていました(この事例は進学を機にという話です)
そして‘‘次のステージ‘‘に関しては一切話しませんでした。
そしてさりげなく「○○大学にはこんなサークルがあるんだって!」とか熱量を持って話していました。とにかく哀愁を漂わせる。そして結果を出すことだけを考えて。これは終活に近いなって思います。
結果、何も言わなくても私の考えは伝わったようで、「あなたはこれで終わりにするって言うと思っていた」と言われ、筆者の両親は先に覚悟が済んでいたようでした。むしろ最後の自分の決断に時間がかかった気がします。
言葉で言えないのなら態度で伝えましょう。
親なら察しがつくはずです。
step4:未来を想像し退路を断つこと

【step4】
・部活動を続けた結果未来でどんな自分になっているかを想像する
・途中少しでも恐怖を感じたのなら、さっさと行動に移してしまえ
行動に移せなかった筆者は、自分の未来を想像しました。
それはとてもおぞましく、拒みたい未来。何も得ずに惰性で続けた結果変われない自分。そんなの嫌だと思ったら吉。
筆者はその勢いのまま電車に飛び乗りました(当時は一人暮らし)
退路を断って家を目指しました。もう言うしかないという状況に持っていったのです。
どうしても勇気が出ないのであれば、退路を断つことをおすすめします。言うしかない状況を作り出す。もしもあなたがこの先に描いた未来が暗闇であるのなら、それは自身が変えるしかありません。あなたに期待をしていた親なのであれば、親はあなたに「辞める?」とは言ってくれません。
ちなみに筆者はそれで親に訴えましたが、無事取り下げになりました。
そこで辞めることができなかったことを後悔しています。
『最後まで続けるべき』は嘘

ここからはあなたが勇気を出して「辞めたい」と訴えてからの話。
『とりあえず最後まで続けなよ』
『嫌なことから逃げてちゃこの先が心配よ』
そうやってあなたが辞めることを先延ばしにする悪魔が、世の中にはたくさんいらっしゃいます。‘‘とりあえず‘‘って先延ばしにして、社会人か、大学か、高校か、次のステージに回答を託すのです。
もしもあなたが自分のために前向きに辞めるのであれば、そんな囁きは全て無視して辞めて欲しいというのが筆者の意見です。
親が心配している・期待してくれているのはちゃんと認めましょう。
その上で、あなたにはあなたの人生を選ぶ権利があります。
「終わってみれば」というあるかも分からない未来を提示される。「続けたら忍耐力ガ~」とか「きっと続けて良かったって思うから」と。
その‘‘とりあえず‘‘が、学生の限りある青春の大部分を占めるというのに。
筆者はそうやって先延ばしにされて結局社会人。
自分でも振り返って悔いています。
あったはずの未来、挑戦、成長。
狭い世界に閉じ込められて、いざ大人になったらほったらかし。スポーツと勉強だけ頑張ってきた。‘‘それだけ‘‘だって分かっていたから違う世界を見たかったのに、結局最後まで続けてしまった。筆者の青春はちっぽけな世界で終わってしまったのだと思いました。
あの時親の言うことに従わず、自分の道を突き進めばよかった。それが出来なかったことが筆者の弱さであり後悔です。
「確かに挫けそうになっても頑張ってきたからプロになりました~」みたいな言葉は常套句です。成功者はそうやって言うし、間違っていないと筆者も思う。
対して、辞められずに後悔している人間だっていることを知っておくべきです。
どっちをとるかはあなた次第。
決して他人に手綱を握らせてはいけません。

才能よりも大事なのはあなたの気持ち
終わりに:自分の人生のために勇気を出して

【まとめ】
・まずは気持ちと思考の整理から
・親の安心を得るために代替案を用意する
・辞める匂わせを続けること
・怖さを糧に退路を断ってしまう
・最後まで続けるよりも新しい挑戦
あなたが辞めたいと声をあげられないのは、きっとあなたが頑張っているから。みんなが見ている外面のあなたよりも、心の内にいるあなたに問いかけてみましょう。
もしかして、今この記事を読んでいるあなたは、相応の実力者かもしれませんね。
だけど本当は他にやりたいことがあって、そういう葛藤を抱えているのかも。
‘‘部活ごとき‘‘で本気で悩めるあなたなら、きっとどこでだって頑張れるから。筆者もずっと悩み続けていたから。そういう一歩を踏み出す人を応援します。
自分の人生のために、親に打ち明けましょう。
今回はここまで。ありがとうございました。
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